読書レビュー:コミュ障でも5分で増やせる超人脈術

昨日に引き続きコミュ障関係の本のレビューです。

 

コミュ障でつらいことのこと一つに

「友達がいない」

ということ。

 

一人が好きだけど、孤独はいやだというややこしい性格の私は、

友達がいないが増やす力がないというジレンマを抱えております。

 

そんな私が試しに読んでみたのが

この本です。

 

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かの有名なメンタリストのDaiGoさんが書かれている

こちらの本で勉強をしてみました。

 

  • コミュ障でも5分で増やせる超人脈術 を読んで

さすがは「メンタリズム」を体得しているDaiGo(以下、ダイゴ)さんなだけあり、

とても読みやすく、気づけば読み終わっているような構成・文章でした。

 

初めに批判的なことを書きますが、

ダイゴさんはご自身のことを「コミュ障」だと書かれておりますが、

全くそのような印象をこの本からも読み取れませんでした。

 

そして、書かれている「超人脈術」たるものは

私のような生粋の「コミュ障」にはなかなかハードルの高いものばかりでした。

 

例えば、パーティーに参加して、

知り合った知人との関係を維持するために「10日に1度連絡をとりましょう」という

超人脈術があります。

 

この「連絡をとる」というもの自体が、

私のようなコミュ障にはハードルの高いものであり、

ましてや、気の許せるような友達でもない人に連絡をとるなんて・・・。

 

そして、そもそも「パーティーなんかに参加できない」のである。

行きたくても行ってからのことを想像すると足がすくみますし、

第一、誘ってくれる仲間もパーティー開催の情報も入ってきません。

 

その他、紹介されている人脈術も同様にハードルが高いものでした。

 

 

ここからはポジティブな意見です。

 

この本に書かれている「超人脈術」は

ダイゴさんがその人生の中で自然と会得していったものではありません。

さまざまな文献(論文など)で報告されているデータに基づいた人脈術であり、効果があることが確かめられているものです。

そのため、「いやいや、ダイゴさんだから上手くいくんだよ」的な突っ込みはこの本には不要なのかなと思います。

(当然、その行動力などはダイゴさん自身のお力が大きいためであると思いますが)

 

また、勉強になったこともあります。

会う回数が 3回目以降にあると、見た目や話し方などは気にならなくなり、外交的な人、会話の上手い人、人当たりのいい人との差も一気に縮まっていきます。(p.61)

この本の割と序盤に書かれてある言葉なのですが、このことも外国の研究データであきらになっているそうです。

 

縮まるとはいえ当然、絶対的な差はあるのでしょうが(この本には内向的な人の方が有利と書いてあります)、私も少し気にしすぎなところもあるのかもしれません。

 

また、こちらは少し焦ったことですが、

狭いコミュニティ(居心地の良いコミュニティ)で過ごしすぎるのはよくないそうです。

居心地の悪いコミュニティでやっていけるほどのコミュ力はないのですが、

気持ちを引き締めて、今の自分を変えていかないといけないなと思いました。

 

ダイゴさんの研究データに基づいた確実性の高い知識からはとても勉強になることが多いこの本は、以下のような人にお勧めです。

 

 ・コミュ障?だけど行動力はある人

・無理してでも人脈を広げていきたいんだという人

・コミュ障ではなく、人脈を広げていきたいという人

 

以上、ありがとうございました。